不思議の国のアリス症候群とは、知覚された外界のものの大きさや自分の体の大きさが通常とは異なって感じられることを主症状とし、様々な主観的なイメージの変容を見たいです。この症候群の名前は、ルイス・キャロルの児童文学『不思議の国のアリス』からなずけられたみたいです。
不思議の国のアリスとはどんな話?
ある昼下がり、アリスが土手で遊んでいるとチョッキを着た白ウサギが時計を取り出しながら、急ぎ足に通り過ぎ、生き垣の下の穴にぴょんと飛び込みました。アリスも続いて飛び込むと、そこは…。チェシャーネコ、三月ウサギ、帽子屋、ハートの女王など、一癖もふたくせもあるキャラクターたちが繰り広げる夢と幻想の国。ユーモア溢れる世界児童文学の傑作を、原文の言葉あそびの楽しさそのままに翻訳した、画期的新訳決定版。
BOOKデータベース
不思議のアリス作中でアリスがケーキやキノコを食べることで体を大きくさせたり小さくさせたりなどそんなことが実際に起こった感覚になるみたいです。
- 不思議の国のアリス症候群の症状は?
- 原因
- 治療方法は?
不思議の国のアリス症候群の具体的症例
ものが大きく/小さく見える
自分の身体の大きさが変わる=周囲が大きく見えたり小さく見えたりする
自分の身体が変形したように見える
相対的な大きさが実際のものと異なって見える
風船玉のような物体が視界いっぱいに現れる
スマートフォン画面が歪んで見える
視界がモザイク状になる …など
いこーよ
片頭痛もセットとなって現れるみたいです。
上記が主な症状の例です。
不思議の国のアリス症候群がおこる原因は?
- ウイルス
子供のころに高熱にかかった際EBウイルスに感染している可能性 - 偏頭痛
視覚、聴覚、言語など、感覚になんらかの異常をきたす前兆があったあとに頭痛が起きる - てんかん
てんかんは大脳の病気で、繰り返される発作的な大脳の異常な興奮状態のことを指します。 中でも、後頭葉てんかんを持っている人がアリス症候群を起こしやすいようです。 - 統合失調症
幻覚や妄想といった精神病症状や意欲・自発性の低下などの機能低下、認知機能低下などを主症状とする精神疾患です
不思議の国のアリス症候群 脳の中で空間認知や運動を司っている『第五次視覚野』の異常があると起こるみたいです
治療方法は?
具体的な治療方法はわかっていないみたいです。
命にかかわる病気でないため病気として付き合っていくのも一つかもしれません。
どうしても気になる方は
子供の場合 小児神経科
大人の場合 心療内科へ
私も23歳になった現在でも時々 不思議の国のアリス症候群 がおこります。部屋がすごく広くなった感覚がして気持ち悪くなります。しかし、このような症状があり、このような症状で悩んでいる人が他にもいることを知って少し気持ちが軽くなりました。